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火傷・熱傷とは

熱傷(ねっしょう)・火傷(やけど)とは、お湯や油などの熱・化学薬品・放射線・直火などが原因で生じる体表組織(主に皮膚)の局所的損傷。

種類としては、熱湯、火焔、蒸気などの熱による熱傷、化学薬品による化学熱傷、電流による電気熱傷、紫外線等による放射線熱傷、低温熱源による低温熱傷がある。

特に低温熱傷等は、熱傷になった時点でかなり長い接触時間を要していると思われるので、発赤や水疱形成だけに見えても深部に深い損傷を負っていることが多い。また睡眠時は痛みに気づかないため、深達性II度(DDB)まで傷を負い、さらに進行性に深くなりIII度(DB)まで達する可能性もある。就寝時低温熱傷では湯たんぽによるものが圧倒的に多く、要注意である。また予防の為には、身体の同一箇所を暖房器具に長時間触れさせないようにする必要がある。

もし熱傷になった場合の応急処置としては、患部を1秒でも早く水で冷やしたほうが良い。ぬるま湯などでもいいので、手元にある水やお茶でもまずは患部にかける事を推奨する。万一衣服の上から熱傷した場合は無理に服は脱がせず、そのまま水をかける。その後も水道水などにつけたり、濡れタオルで冷やし、15分程冷やしたら医師の診断を受ける事。

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