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水虫とは

正確には足白癬(あしはくせん)という。水虫は白癬菌による感染症で、足に水疱・発赤・痛痒感を伴う。近年特に、指先や爪の裏側の皮膚に感染するケースも増えている。「角化型白癬」と「汗疱状白癬」の2種類がある。水虫の名前の由来は、昔田んぼで農作業を行っていた人の足に出来た事から、水中の虫によるものと考えられたという。

田虫、陰金、白雲も同じ白癬菌による感染症だが、患部によって名称が異なる。手、足、頭、太ももの内側、陰部を除く皮膚全般に感染したものは田虫となり、太ももの内側や陰部に感染すると陰金となり、頭に感染すると白雲となる。これら以外の場所に感染した場合は体部白癬と言われる。

白癬菌は基本的に高湿度で発生しやすいため、梅雨から秋口にかけて症状が悪化しやすい。白癬が足に出来やすいのは、靴を長い時間履き続け通気性が悪くなり蒸れる事で菌の活動が激しくなる。

塗り薬も沢山売られているが、爪の裏へ感染した爪水虫には効果が無い為、皮膚科で治療するのが一番良い。

白癬菌自体の感染力は弱いが、タオルやスリッパなど、他人が触れる機会が多い場所に角質を残すケースが高いので、水虫疾患の方とはタオル、スリッパ、マット等の共用を避けた方が良い。

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